労働時間が不規則な仕事でも質問次第で納得できるかも


介護の求人は転職者であれば、イメージがわきやすいかもしれませんが、転職先が勤務時間が休憩時間が多く設定されていて、実質の拘束時間はやたらに長いといったようなブラック企業であったり、休みの日が少ない、人間関係が悪い、担当する方の人数が多すぎて、キャパシティがパンクしている等、求人票では、見抜くことができない問題を抱えている施設も数多く存在します。
 ここでは、面接や説明会の段階でどういった質問をすればよいのか?を紹介していきます。




シフトの希望や日勤のみシフトが可能かどうかを確認しよう

 経営が大変な状態になっている介護施設などは、職員の確保がなかなかうまくいかず、シフトの希望を出しても、その通りにならないとか、「日勤のみOK」と書かれている求人も 実は夜勤が週に1回以上どうしても発生してしまうとか、日勤の扱いが夜勤の時間まで進出しているといった問題もよくある問題です。
 これに関しては、2点あり、実際に働いている人の話をマンツーマンで伺う事ができるかどうか、または、介護の転職専門サイトを介して、無料で利用できるコンサル担当に、施設に確認してもらうといった方法があります。

 実務をされている人とマンツーマンで伺えるかどうかはポイントです。施設の人事担当や上長の前では、実際の話をしてもらう事は中々難しいかもしれません。
 もし、上長や、人事担当も同席するようであれば、自身をもって、自分の施設の求人を出せていないといった事を証明するようなものですので、入職希望や応募をすることは避けましょう。
 もし、コンサルに条件の事前確認してもらって、入職したにもかかわらず、約束が守られていない場合は、転職サイトを通じて、改善してもらう事もできますので、介護職専門の転職サイトを通じて、確認することも一つの手です



希望する業務内容での有給休暇の消化率を確認しよう

 有給休暇は一般的には、入職後半年を経過してから年間10日の有給休暇が発生します。
 ところが、これは介護の現場に限ったことではありませんが、有給休暇を申請しても、なかなか、守られている企業が少ないのが現状です。

 10日確実にもらえている施設が少ないのが現状ですが、どの程度取得できているのか?年間何日、取得できているのか?
 また、連休的に利用することができているのか?
 やむを得ない理由で急きょ休むことになってしまった場合、例えば、家族の病気や、自分の体調不良などでどうしても休む必要が突発的に出た場合に、有給休暇を適用することができるのか?
 遅刻や早退を一部消化で、相殺できるかなどを確認しておくと良いでしょう。もし、直接説明会や、面接の際に質問がしにくいようであれば、紹介元の転職サイトやハローワークに確認してもらうという方法があります。


先輩社員の休憩時間の過ごし方を聞いてみる

 意外とこれは重要です。
 休憩時間の過ごし方は、その人それぞれで、興味が無いといった人もいるかもしれませんが、この質問の真意は、実際に休憩時間が取れているかを確認する質問になります。
 
 もし、休憩の取り方が、ちょっと、怪しいとか、具体的でないとすれば、虚偽の発言をされている可能性もあります。
 また、与えられている休憩時間に対して、本当に、説明通りの内容で満たすことができるのか?など考えながら、回答を確認していきましょう。

 また、そもそも、休憩時間でも急な仕事で潰れる事があるといった場合ですが、生命にかかわる問題などであれば、仕方ないですが、それ以外でも、仕事で潰れることがあるとすれば、その職場は人手不足が慢性化している可能性もあるので、要注意です。


自分が担当する人数やどの程度の人を担当するか確認しよう

 業務内容によって異なりますが、大体、目安とすれば、入居者3に対して働く人の全体が1という3:1が一般的です。とは言え、仕事している内容は異なるので、2.5:1の比率であれば、一安心と考えたほうが良いでしょう。
 もし、3:1を超えている施設であれば、どうしても、その施設に就職したいという事でなければ、他の施設も検討に入れてみてはいいかがでしょうか?という感じです。
 また、夜勤の場合であれば、2名で50名を超えるか下回るかかが、判断基準と言われています。