生活相談員の特徴(給与・求人・待遇)
生活相談員は老人ホームやデイサービス施設で介護施設の利用者獲得を目指すことが業務であり、聞き上手であると仕事が上手くいくことが多いです。介護職の資格が必要になるため、その点は要注意となります。
生活相談員というお仕事や資格の特長について
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介護施設で新たな患者や利用者獲得を業務として行う
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基本的に相手が求めている情報を聞きとることがポイント
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お給料については現場で働く介護職員とあまり違いはない
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生活相談員として働くための資格について
★介護施設で新たな患者や利用者獲得を業務として行う
介護施設には必ず生活相談員という方が在籍していますが、1つめに行う業務として利用者の新規獲得というものがあります。これは一般職でいうと営業職に似ている部分があり、要介護者に向けて介護施設利用のメリットを中心に紹介していきます。こういった活動を行う場所については、老人ホームやデイサービスなどでの施設が中心となっています。特長として、すでに親族の誰かが要介護者がいるということが大きなポイントとなっています。老人ホームなどを利用するということは、介護というサービスに対して積極的に考えているという状態でもあります。そういった関係者や利用者に対して、自分が勤務している介護施設の具体的なサービス内容を紹介していくことが主な業務となっています。また仕事の一環として資料やパンフレットが必要になることが多いため、そういった書類も前もって準備していることが多いです。
★基本的に相手が求めている情報を聞きとることがポイント
営業職という仕事に共通していることがある生活相談員では、基本的に相手がどのような介護を求めているかを聞きとることが重要です。相手が求めている情報を上手に聞き出して、その上で自分が所属または勤務している介護施設に入所してもらうことが最終目的となっています。なので生活という意味においては、話し上手よりも聞き上手であった方が交渉がしやすくなるという傾向が特長があります。あくまでも中立の立場でなければならないため、私情については極力はさまないようにして色々とアドバイスや交渉などをしていきます。また相手に対して即答を求めるようなことは厳禁となっており、じっくりと検討をしてもらう配慮も必要となっています。さらに面談や交渉で得た情報については、他の同業者と情報共有する必要があることもポイントとなります。なお相談者から面談を希望する場合であれば、随時受け付けている介護施設が多いことも特長となっています。
★お給料については現場で働く介護職員とあまり違いはない
生活相談員というお仕事のお給料についての説明ですが、一般的に現場で働く介護職員とそれほど大きな違いはないです。介護職員として応募する場合においては、求人情報誌や転職サイトで生活相談員として区別していることはあります。ですがお給料について大きな違いがあるわけではなく、あくまでも介護施設内での業務内容が若干異なるということになります。正社員として直接雇用された場合においては、月収が20万円前後で年収にすると300万円前後となることが多いです。また派遣として働くことも可能となっており、その場合にも月収についてはそれほど違いはないです。ですが正社員の場合には昇給や賞与があるため、数年後には金額において派遣に比べて差が出ることも珍しくないです。これがお給料に関する説明となっており、正社員であれば長期的に勤務することで少しずつ月収や年収が上昇していきます。
★生活相談員として働くための資格について
介護施設で生活相談員として働く場合においては、求められる資格については各職場によって異なることがあります。これは特に明確が基準というものがなく、介護施設によってばらつきがあることが特長でもあります。ですが求人情報誌や転職サイトに掲載されている場合においては、予め必要な資格や経歴などが最初から紹介されていることが多いです。一般的に必要な資格として、介護福祉士や社会福祉士などが応募条件として設けられていることがあります。現場で働く職員ではありませんが、それでも介護施設の一員となることに違いはないです。そのため介護関係の資格を持っていることによって、求人または転職活動をするに至って有利になることが多いのがポイントとなります。さらに介護施設によっては、資格に加えて実務経験も合わせて重要視していることもあります。なのでその場合においては、介護現場の未経験者では応募出来ないので注意が必要です。