介護職の人間関係で転職を考える。本当に転職していいの?

 介護職として就業しているものの職場での人間関係のトラブルで悩んでしまい、転職を考えているという人のための記事内容である。できればトラブル解決に結びつける事ができればいいものの、難しい場合もある。自分にとって働きやすい将来性のある前向きな職場を検討したい。


介護職の人間関係で転職を考える時
人間関係が重要な仕事
出る杭叩かれる時は、努力している時
長期間理不尽な要求などがある場合には転職も検討
環境や、給与、待遇などの違いも検討する


★人間関係が重要な仕事

 介護の仕事を上手くこなしている人は、様々な気質の人との関係をうまくやりくりしている人でもあると言える。ただ、今まで様々な人生経験を歩んできたお年寄りを相手にするのだからなかなか一筋縄ではいかない場合も多い。とりわけ会話の速度が遅い人と話をするのは苦手であるとか、気が短い性格の人にとっては自分にとって介護は難しいと感じる人も決して少なくはないだろう。現在介護職として仕事をしている人は、現状の現場においてうまくお年寄りたちと接して立ち回ることができているだけでも介護職としての素質があると言えるだろう。もうひとつ難しい点としては、お年寄り以外の職員とのコミュニケーション能力も併せて必要になるという点である。職員とのコミュニケーション能力に関しては、一般的な仕事とさほど違いはなく会話内容に関してもごく一般的で、他の仕事と違和感を感じる事は少ない。問題は組織の中でうまく他の職員と合わせていく能力が必要になる点が難しいところなのである。


★出る杭叩かれる時は、努力している時

 職員との人間関係が難しく感じる一番の理由としては、組織の中で突出した能力を持っていたり、あるいは他者には真似できないような努力を継続していると周囲から感じられてしまった場合にある。組織にうまく馴染めなくなってしまうため人間関係のトラブルが発生しやすい状況が生まれてしまう。とりわけ女性の多い職場では陰湿な悪口のターゲットにされてしまうと厄介であり、また職場という閉鎖的環境からも対処が難しい事情が問題解決を一層難しくしている。こうした状況は、いわゆる「出る杭叩く」という感覚でもある。集団に所属している人なら、誰しも一度は経験した事がある当然の感覚なのかもしれない。実際に人間関係がこじれてしまった場合の対処法としては、可能ならばある程度は片目をつぶってやり過ごすようにしたいものである。大抵の場合は、悪口などを言っていても意味が無いという事に気がつき、普段通りの人間関係に復帰することもできる。


★長期間理不尽な要求などがある場合には転職も検討

 しかし普段の仕事が面白く無いために憂さ晴らし的に理不尽な要求が続いてしまう場合は対処が非常に難しくなる。こうした場合には相手に対してこちらから下手に出て気を使って丁寧に接したとしても、相手の気持ちが「面白く無い」と思っている限りはどのような工夫をしても対処不能となってしまう場合がある。長期間職場関係でのトラブルが継続してしまうと、体調不良を起こして休業してしまう職員も出てきてしまう。職員同士での問題を抱えている職場の典型例とも言える状況ではあるが、意外にもこうした状況に巻き込まれて頭を抱えてしまう人も決して少なくはないのが会社組織における実情でもある。どうしても難しい場合には、今の状況は自分が努力している証拠でもあると割り切って心機一転新しく転職をするべく行動を起こしたい。しかしながら、新しい転職先の職場でも職員同士トラブルになってしまう可能性はどうしてもつきまとうものであるが、現在の職場にて自分が配慮しているにも関わらず問題解決が不能だと考えられる場合には、転職の検討が有効である。


★環境や、給与、待遇などの違いも検討する

 新しい転職先では、現在の職場とは違って給与も違えば、就業環境も全く異なっている。また待遇面でも優遇された環境があるかどうか確認しておきたい。併せて職員同士の関係などについては、ホームページ上などでもある程度は確認できるものの、しかし会社によっては掲載情報が古くなっている場合もあるためここは参考程度に留めておきたい。実際の職場環境については、やはり一度どのような職場なのか実際に訪問してみて確認するのもいいだろう。あるいは介護施設によっては施設利用者向けに情報誌を提供している場合もあるため、こうした情報についても併せて参考にしておきたい。職場でのコミュニケーションは、人間同士の関係であるため一筋縄ではいかない場合の方が多いが、自分の成長の糧になる経験と前向きに捕らえて積極的に解決に向けて努力したいものでもある。見方を変えると職員同士の関係はどんな仕事でも避けて通る事はできない問題でもある。それらを踏まえた上で、自分の将来をプラスの方向にするためにも転職を検討できるようにもしておきたい。