訪問系介護職における特長(仕事、給料、求人)について

 訪問系介護職は人間関係におけるストレスが介護施設で働く場合において軽減されますが、注意点として有資格者でないと仕事が出来ないことです。


訪問系介護職における特長について
基本的に直行直帰出来ることが多い
介護患者の生活環境を把握しやすい
職員同士の人間関係にも悩まされることはあまりない
訪問系介護職の場合には介護福祉士などの資格が必要


★基本的に直行直帰出来ることが多い

 訪問系介護職とは介護施設で働く介護職員ではなく、在宅介護として働く場合の介護職員のことを示しています。職場については介護施設ではないことから、基本的に要介護者の自宅というケースが多くなっています。そのため直行直帰として勤務することが多くなっており、介護職員として在宅介護の仕事が終了すればそのまま自宅に帰ることが可能です。すべての職場で当てはまる内容ではありませんが、直行直帰というケースを採用していれば介護職員の負担が軽減されます。特長について紹介していくと、直行直帰の場合には自宅からそのまま出来るということになります。なので決まった時間にだけ介護患者の自宅に訪問して介護するだけで、介護職員としての仕事を行うことが出来ます。また決まった時間だけ介護をすれば良いため、それ以外の時間帯については基本的に自由に使用することが出来る点も特長となります。


★介護患者の生活環境を把握しやすい

 在宅介護という形で勤務または働くことが多い訪問系介護職では、介護患者の自宅に行くことが多くなっています。そのためより正確に介護患者の生活環境を把握しやすいため、どのような生活をしているかを大体把握することも可能です。また介護患者にとっても、普段自分がいる場所で介護を受けられるのでリラックスしていることが多いです。さらに基本的に1名の介護患者の介護をすることが多いので、介護施設のように1人で複数の患者のお世話をする必要もなくなります。確かにお給料の面では安いということが注意点ですが、介護職員にかかる精神的負担は逆に大きく軽減されます。なので介護現場で働く場合において、あまりストレスを感じたくないと考えている場合にオススメの職種となります。さらに夜勤で勤務するといったことも基本的にないため、そういった点もストレスを感じにくい特長となっています。


★職員同士の人間関係にも悩まされることはあまりない

 3つめの訪問系介護職のポイントとして、職員同士の人間関係においてそれほど悩まされることがないことです。お給料については介護施設よりも安いことが多いですが、その分1人もしくは数名というチーム体制で仕事をすることが多くなります。そのため必要最低限の人と相手や仕事をすれば良いため、介護患者だけでなく介護職員同士の派閥などに巻き込まれることもあまりないです。このように人間関係においてメリットが多いことから、転職求人サイトで比較的人気の職種となっています。パソコンから登録や申し込みが可能となっており、登録料金については基本的に無料となっています。しかも実際に職員として働きながら登録が可能なので、転職活動をするに至って活用出来る求人サイトとなります。なので、介護施設職員から訪問系介護職員として雇用形態を一部変更して仕事をしたいという方にもオススメ出来るサイトでもあります。


★訪問系介護職の場合には介護福祉士などの資格が必要

 基本的に人間関係におけるストレスが少ないことが訪問系介護職の特長となりますが、注意点として資格の有無が関係しています。介護施設で勤務または働く場合においては、介護職の資格については無くても特に問題はないです。ですが在宅介護という形で働く場合では、介護福祉士やケアマネージャーの資格が必須となっています。これは身体介護ということを行うことが関係しており、この業務については有資格者でないとだめだと法律で定められています。介護職の資格の取得方法についてですが、一般的には専門学校や大学などで学んでいくことが多いです。しかし無資格者でも資格取得が出来ないというわけではなく、介護施設で一定の実務経験を積むことで受験資格を得ることが出来ます。なので在宅介護という形で仕事をする場合においては、介護職の資格を持っていることが絶対の条件となるので注意が必要となります。