初めての介護職。オープニングスタッフのメリットデメリット


 転職をするにあたり初めての介護職であれば、緊張感と不安も隣り合わせです。ですがオープニングスタッフとしての転職であれば、初めての転職であっても、先輩後輩の関係が薄いので、もっと気軽に挑戦をすることが出来ます。
 気軽にできる反面で皆が経験値が乏しい状態でもあるので、各々が責任感を持って頑張る姿勢も大事です。オープニングスタッフを募集する施設は年々増えていますし、介護はこれから求められる職種でもあります。





オープニングスタッフの求人は増えている

 介護職のオープニングスタッフの求人は増えていますので、世の中のニーズが高まる今こそ無資格でも挑戦できるチャンスです。
 これからの日本が抱える問題の一つは高齢化社会であり、高齢者が多くなればケアをする人材を集めなければなりません。
 介護の世界で活躍をしたいと考える人は多くなっていますし、だからこそ新しい介護施設も増えていきます。高齢化社会を支えるのは働き盛りの若い世代であり、体力も精神力もみなぎる若い世代は、介護の世界でも求められる一方です。
 新しくオープンをする施設は急増をしているので、働き始めるのであればチャンスの時期とも言えます。老人の数は増え続けていますので、親身になってサポートをしてくれる人材を求めていますから、転職をするにも良い機会です。


先輩後輩などの人間関係のトラブルは少ない

 介護職のオープニングスタッフの求人は、皆がスタートが一緒になります。つまり先に入って活躍してきた人もいなければ、後から入って誰かを見本とする人もいません。
 全員がそこでは新人であり、だからこそ先輩後輩などの人間関係のトラブルは少ないです。これまで職場での人間関係で悩んできた人であれば、上下関係などで頭を悩ませた経験を持つ人も少なくはないはずですが、オープニングだとその心配がありません。
 礼節は守りますが先輩後輩といった、厳しい上下関係で疲れ果てるようなことはないです。むしろ皆が平等で同じスタートダッシュを切るので、全員が同僚であり助け合いの精神も生まれます。最初から人間関係で疲れることはなく、もっと前向きに仕事にも取組みやすいです。


トラブルに対する経験値が少ないので、責任感を持って向き合う姿勢が重要

 オープニングスタッフは皆がフレッシュであり、トラブルに対する経験値が少ないので、責任感を持って向き合う姿勢が重要になります。長くある職場ほど長く勤務をしている従業員がいて、あらゆる困難を突破してきたプロフェッショナルがいると、何かあっても乗り越え方を心得ていますが、オープニングとなるとそうはいきません。
 様々な問題が起きてそれを解決して、次のステップへ進むのも社会でのあり方ですが、経験の浅い人ばかりの集まりでもありますので、自分自身の行動と言葉には常に責任があります。
 気が重くなるようなことではなく、責任感を持つのは働くうえでも基本的なことですから、自信の言動に責任を持ちながら、周囲と協力をしあうことが大切です。


運営側の経験値や、管理者の経験値を面接の際に確認しておこう

 無資格であっても介護職のオープニングスタッフとして、職場の仲間と仕事を前向きにできるチャンスです。
 運営側の経験値や、管理者の経験値を、あらかじめ面接の際に確認しておくことも必要になります。これからの時代に介護を仕事にすることは、大きな意味を持ち求められる分野です。
 無資格であっても安心して働くことのできる職場であるか、未経験でも経験値の高い人に囲まれてスキルアップを期待できるかも大切なことになります。管理者や運営側の経験値を面接時に質問することは、失礼なことではありませんし、逆に経験値が高いほど快くそうした話にも答えてくれるはずです。
 介護の仕事は肉体的や精神的に大変なこともありますが、感謝をされることも多くやりがいがあります。