介護事務になりたい!どうすればいい?
介護老人保健施設やデイサービス・グループホームなど介護関連の施設で働くのは、3Kの職種とも言われてとても大変です。体力はないけれど、少しでもお年寄りの役に立ちたいというなら介護事務の分野で働くのはいかがでしょうか。
その名の通り、事務員としてのお仕事となるのでお年寄りを入浴させたりといった作業はありません。介護保険制度に基づいて介護サービスの代金を計算したり、受付・総務・経理などの業務をこなしていくのです。それではそんな介護事務のお仕事、どうやればなることが出来るのでしょうか。
介護事務の資格が無くても仕事はできる
会社の総務や事務として入るのに特に資格がないように、介護事務員にも資格が無くともなることはできます。特に福祉や介護に関係のない大学・短大卒の方であっても、場合によっては高卒や専門学校卒でも仕事は出来るのです。資格も不要・学歴も問われないということで、今からでもあなたも目指すことはできます。
このような現状は、あくまで事務員であり特別なものが求められることがないため・お年寄りのお世話という命に関わるようなお仕事はしていないためということでしょう。。もちろん今の時代、すべての業務がパソコンを使って行うことになりますから、ある程度パソコン入力くらいは出来ないと、たちまち付いていけなくなります。それに、出来れば資格を持っておいた方が有利です。
介護事務の求人は少ないので、資格があると有利
誰でもなることができる介護事務、そのため今の仕事を転職して事務員になりたいと思われる方も多いでしょう。ですがこの業界、求人自体は少ないのでやはり資格を持っている方・経験がある方の方が有利です。どうしても働きたいというなら、まずは体外にアピールできる何かを取得してください。わざわざ専門の学校に入りなおす必要はありません。最近ではユーキャンなどの通信教育で勉強することができ、介護報酬請求事務技能検定試験などを受ければ取得できるため、転職希望者も多く利用しています。
実際に、まったく違った分野からとにかく入ってきてやる気の強さで採用される方だっていますが、確実性を期すなら、受けておいた方が絶対良いでしょう。
介護事務ってどんな資格があるの?
介護事務員のための資格ですが、民間実施の介護事務管理士・介護保険事務士やケア クラークなどがあります。介護事務管理士・介護保険事務士などは技能認定振興協会が、ケア クラークは一般財団法人日本医療教育財団が主催しています。
介護報酬制求事務技能検定試験というのもあり、日本医療事務協会が主催しています。認定されれば履歴書に「介護報酬請求事務技能検定試験合格」と堂々と記すことができます。
これらはいずれも、介護報酬請求書の作成などのスキルの高さを客観的に示すことが出来るため、持っていることで大きなアピール材料とはなるでしょう。
どこでも良い・とにかく就職・転職できればというのではなく、より条件のよいところに入るためにはどれもが持っておいた方がよいものばかりです。
通信教育でも取得できる資格もある
介護事務管理士や介護保険事務士・ケア クラーク・介護報酬請求事務技能検定試験と、いずれもユーキャンで取り扱っています。ユーキャンといえば有名な通信教育講座なので、その他の資格取得で使ったことがあるという方も多いでしょう。
仕事をしながらだと学校に通ってのんびり勉強する暇なんてありません。だからこそ、効率的な学習方法を考える必要があるのです。長年の実績のあるユーキャンですから、的確なテキスト作りをしています。それさえ勉強しておけば試験はきっと合格できるはずです。
いずれも民間の資格とはいえ介護事務を行なう上での必要な知識・スキルが詰まったものばかりですから、履歴書に書いてアピールしてください。そうすれば、たとえ全く違った分野でも経験なしでも大丈夫なはずです。