福島県で理学療法士を目指すなら「理学療法士等修学資金」を利用しよう!


 理学療法士や作業療法士などになるために養成学校に通う人がいますが、お金がなくて負担に感じる人がいます。
 そのような心配をしないようにするために理学療法士等修学資金を利用すれば、安心して毎日通うことが出来ます。貸与月額も無理なく決めることが出来るのでしっかりと勉強に励むことが可能です。
 しかし、この制度を利用するにあたって必要な条件があるのでよく確認してから申し込みます。在学している学校を通して申し込みも出来るので誰でも簡単に行えます。




「理学療法士等修学資金」とは?

 理学療法士や作業療法士、診療放射線技師及び歯科衛生士の養成を図るために福島県内で歯科衛生士等で業務しようとしている方に無利息で修学資金を貸与するものです。
 文部科学大臣指定の養成学校に在学しているという条件があります。学校を卒業した後2年以内に理学療法士等となり、その後福島県内の病院や介護老人保健施設で働く場合があります。
 その場合では、貸与期間の2分の3に相当すると修学資金の返還の責務を全部免除してもらえます。また、一定の事由に該当する場合には返還の責務全部または一部を免除します。理学療法士等修学資金を利用すれば、お金がなくて勉強や養成施設に入ることが出来ない方でも後から返還したり全額免除によって入ることができるようになります。


どの位借りることができるの?

 借りることが出来る貸与額はどの養成施設に通うかや働く場所によって変わってきます。申し込みの際にそのような項目を記入すれば免除してくれる額が支給されるようになります。
 最大210万円で、月々支払います。そのため貸与月額の5万円を支払い、年間60万円です。十分に必要な分が支給されるので心配ないです。学費の全てを免除してもらうわけではありませんが、半分以上なので負担が軽くなります。
 例えば、歯科衛生士になろうと思えば専門実践教育訓練給付制度をいっしょに申し込めば学費以上に支給されます。
 なので、このように色々な制度を用いることで一番自分に必要な分を受け取ることが出来ます。お金の心配をせずに学校に通える方が勉強もやりやすいです。


返還免除になる場合がある

 返還免除の条件は2つあります。まずは理学療法士や作業療法士等の学校を1年以内に卒業し、理学療法士等の免許を取得することです。また、免許取得後直ちに福島県内に所在する医療機関において引き続き5年間従事することもあります。この2つに当てはまれば理学療法士等修学資金の返還免除を受けることが出来ます。
 免許を取得したり医療機関に従事するなど今まで通っていた学校などが関わっているのでそれほど多くの人が利用しているわけではなく、しっかりと自分が返還免除を受けることが出来る立場なのかをよく確認しておくことは本当に大切です。理学療法士等修学資金はその他にも制度があるので一番自分に合っている制度を選ぶ必要があります。


福島県理学療法士等修学資金の申し込み方法

 理学療法士や作業療法士等の学校を通じて行います。貸与希望者は在学する養成学校に申請書を提出し、推薦を受ける必要があるので在学する学校に相談します。これら以外の方法以外または申請に必要な書類が送付されていない理学療法士等を養成する学校等については、学校を通じて連絡することが出来ます。
 それらの後、申請に必要な書類を学校宛に送付してもらえます。募集人数なども決まっているので早めに募集する必要があります。わからない点があれば先生に相談すれば教えてもらえます。
 理学療法士等修学資金は様々な書類や過程が必要なので確定するまでに時間がかかります。色々と確認するべきこともあるので締め切りよりだいぶ前に提出する方が良いと言えます。貸与月額も無理のないように決めることが大切です。