訪問介護ヘルパーのお仕事とは?自分は向いているの?


福祉の仕事をする場合、訪問介護ヘルパーと施設で働く仕事があります。
 それぞれの職場によって働く環境が違いますし、メリットとデメリットはあるでしょう。その違いをしっかり知ることで、より一層自分の力を発揮することが出来る職場はどこなのかを知り、自分の力を役立てましょう。



訪問介護ヘルパーと施設で働く場合の違いとは

 これからの時代ますます需要が多くなる介護職ですが、その中に施設介護の仕事と訪問介護ヘルパーの仕事があります。
 これまで施設で働いていた人の中には訪問職へ転職を考えている人もいるかもしれませんがこの二つの仕事の大きな違いは、施設の中で仕事を行うか実際に相手の家に訪問をして仕事を行うかの違いです。
 施設の場合は多くの利用者がいるのに対し、訪問する場合は1対1での仕事となります。この部分は大きな違いでありそれぞれにメリットやデメリットがあります。
 この部分をしっかりと知ることで自分には施設と訪問のどちらが向いているのか知ることが出来るでしょう。
 同じ様な仕事であっても、働く環境であったり、利用者の数などによりそれぞれ働き方が変わってくるのでまずはその違いを知ることが大切です。


施設で働く際のメリットとデメリット

 では、実際にどの様なメリットとデメットがあるのか詳しく紹介しましょう。
 まず、施設にはたくさんの利用者や職員がおり、その中で自分の力を発揮していきます。利用者と1対1ではなくたくさんの人とふれあい、その人に合ったお手伝いを行うことになるでしょう。
 また、福祉道具も揃っており、それらを利用しながら個別に対応していくことが可能です。また、そこで働く人もたくさんいる為、お手伝いの仕事を自分の目で見ながら学ぶことが出来たり様々なケアの方法を実践の中で身に着けることが出来るでしょう。
 たくさんの人の中で働き、1人ではなく複数の利用者がいる中で働くことで個別に対応する能力を身に着けることが出来るということがメリットです。一方デメリットとしては、1人にじっくり時間を掛けることが出来ないということではないでしょうか。


訪問介護ヘルパーとして働く場合のメリットとデメリット

 では訪問ヘルパーとして仕事を行う場合のメリットとデメリットはどうでしょうか。まず訪問する場合は利用者の家に行き、1対1でのお手伝いを行うことになります。
 その為、利用者に対してじっくり時間を掛けてお手伝いをすることが出来るというメリットがあるでしょう。細やかなケアを1人1人に行うことが出来ますが、その半面デメリットとして現場で1人でお手伝いをすることが多い為、その場その場での適切な対応力がより一層求められるということが挙げられます。
 お手伝いの現場に自分1人しかいない為、その場に合った判断を自分で行わなければいけなくなるでしょう。責任といった意味では訪問の方がより一層高くなるのではないでしょうか。
 現在転職を考えているという人も中にはいるかもしれませんがこの部分をしっかり知っておくことが大切です。そうすることでより一層自分の力を発揮することが出来る職場を見つけることが出来るでしょう。


その場に合った対応力が必要とされる介護の現場

 施設であっても訪問であっても、臨機応変に対応する力がとても重要です。同じ様に人の手助けが必要な利用者であっても、そのレベルが異なります。
 利用者の状況に合わせてしっかりお手伝いをすることが出来る様にしておかなければいけません。常にそのスキルが求められる仕事であり、また利用者も常に同じ状態ではないということをしっかり頭の中に入れておきましょう。徐々にお手伝いが必要なレベルが上がっていくことも考えられます。
 また、訪問する場合は自宅になる為、使用出来る福祉用具も限られている場合もあるでしょう。その為、施設よりもより一層工夫が必要な場合もあるのではないでしょうか。職場職場によって、必要なスキルが異なります。どんな職場で働きたいのか、常に自分のスキルを伸ばし、知識を高めておく必要があるでしょう。