介護職の転職フェアや説明会攻略法!初めての介護職の場合


 介護職に転職したい人は、就職フェアや説明会といったものに参加しましょう。
 その際、資格の有無や収入の状況、労働条件といったことなどを先輩たちから体験談として聞いてみることが大切です。それによって実際の現場や働き方が見えてくるはずです。




必要な資格の有無を確認する

 介護職への転職を検討している人は、まず、就職フェアや説明会などに参加してみましょう。そこでは様々な情報を収集できるはずです。
 最初に聞いておくべきことは、何と言っても資格の有無です。最近は無資格者であってもアルバイトとして採用してくれる会社が増えてきています。
 もちろん無資格者なので、本来の正社員ができるような仕事は担当させてもらえません。主な仕事はサポートや雑用といったことしか任せてもらえないでしょう。それでも実技とし現場に携わることができるので、いろいろと勉強になることがあります。このような理由から、無資格者であっても採用可能な会社があれば、どんどん応募した方がいいと言われることがあります。
 そして、現場で働きながら資格を取得する勉強をしていくというわけです。実際に、このように最初はアルバイトから始めて資格を取得し、一人前になる人も少なくありません。


やりがいを感じられるのか

 それから、せっかく介護職の説明会に出席するのなら、いろいろと質問をしてみましょう。
 説明をしてくれる人はたいてい資格を持って現場で働いたことのある人です。まず、やりがいを感じられるのかどうか聞いてみましょう。そうしないと、いざ、転職をしてからこうではなかったと後悔してしまうことがあるかもしれないからです。この仕事は他人のお世話をすることが主なものなので、やりがいを感じられないと雑用にしか感じられなくなってしまうこともあるでしょう。
 つまり、体験談をいろいろと収集することをおすすめします。体験談を聞くと、自身が想像していた仕事内容とは違っていることがあるかもしれません。特にやりがいとして感じられる点は、当人よりもその家族に感謝されるといった点です。家族の代わりに他人のお世話をしていることで感謝の気持ちを述べられると、誰でもこの仕事をして良かったとやりがいを感じられることでしょう。


先輩のアドバイスを聞こう

 介護職の転職に関する説明会では、様々な先輩たちがやって来ていることがあります。彼らのアドバイスをよく聞いておきましょう。
 どのような心持ちで仕事をすればいいのか、初心者の場合、いろいろと不安なところはあるはずです。もちろん、配属される施設などによって仕事のやり方には違いがあります。いろいろな施設を体験した方が様々な経験を積むことができるはずです。
 スキルアップを図るのなら、一つのところにとどまらず、いろいろな施設に派遣してもらった方がいいかもしれません。このような点を先輩たちから聞き出し、自身の就職活動などに活かしていけば、より良い職場を見つけられることでしょう。
 それから、実際の仕事内容もじっくり聞いておきましょう。特に細かな仕事内容を聞いておくことをおすすめします。


収入状況を確認してみよう

 介護職に転職したい人は、就職フェアや説明会に参加して情報を収集することが一般的です。
 その際、仕事内容ばかりを聞いてしまうことがよくあります。しかし、それだけでは本来の内容が見えてこないこともあるのです。例えば、仕事はそれが収入につながらないと生活ができなくなってしまいます。満足のいく収入が得られるのかどうか、この点も確認しておきましょう。
 資格を持っていないと正社員雇用とはならないため、アルバイトと正社員とでは、当然、収入も違ってきます。また、勤務時間や勤務日数などによっても収入は異なることでしょう。ただし、きちんと休日もないと体がもちません。労働条件や福利厚生といった面もしっかり確認することをおすすめします。