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未経験であったとしても介護施設で総務の仕事を行うことは可能です。
　もちろん、専門的な知識や経験があれば厚待遇で転職することもできるでしょう。その上で、サイトの担当者と十分に相談して、自分のニーズに合う施設を探すことが必要です。




　私はサラリーマンとして長くこの総務課に勤めていました。組織の中で様々なことを扱うこの分野の仕事を個人としては非常に気にいっていましたが、サラリーマンとして働く事自体は人のためになっているという実感がわかず、機会があれば仕事を変えることしたいと思っていました。
　そこで人の役に立っていると実感できそうだと思えた仕事に介護職があります。私としては、家族の誰かが介護が必要という経験もなく、どのような仕事内容なのかもほとんど分からない状態でしたが、この仕事は直接人のために何かができる仕事と思っていましたので強く惹かれていました。
　色々と調べていくうちに、特にこの仕事に関する資格がなくても携わることができるということがわかりましたので、思い切ってサラリーマンから仕事を変えることにしました。そして、無事にこの分野の仕事に就くことができたのです。


　私が介護施設において未経験ながら、総務の仕事に就くことができたのは、前職において長くこの分野の仕事に携わっていたことが大きかったようです。
　職種は異なるとしても、この分野として扱う上で類似点もあり、もともと書類の作成などは得意だったため、それほど苦労することなく新しい職場でも必要なことを覚えていくことができました。
　とはいえ、この仕事に携わるにあたり社会保険や労務管理等に関する知識は重要といえます。
　もちろん働きながら学んでいくことができますが、そうした特定の知識や資格がある場合、好待遇で就職することもできるでしょう。もちろん私のように仕事を変えてから色々と学んでいくことも十分に可能ですので、もしも仕事を変えることを考えている方はそれほど心配しすぎることなく飛び込んでみても良いでしょう。
　また、ある程度の規模である施設の場合、専門的な知識がなかったとしても非常に人材不足であることが多く、経験がなくても希望すれば総務の仕事が出来るかもしれません。


　この分野はまだまだこれから発展する見込みのある分野です。そのため規模の大小も様々です。総務として働くことができなかったとしても、何らかの分野から経験を積むことによってキャリアアップしていくことも可能でしょう。そのため、ある程度教育するための土台のある施設を選ぶことがお勧めです。
　この施設は様々な形態がありますので、イメージしている職場とは大きく異なってしまうということも充分あり得ます。そこで事前によくどのような施設なのかを調査し、自分のニーズに合った職場であることを確認してから検討すると良いでしょう。


　この分野における求人は非常に多く、初心者だったとしても多くの場合歓迎されます。しかし仕事を変えるとしても自分のイメージに合う施設が見つかるまで待つことも一つの方法です。イメージと異なると、最初のうちは当然給料も少ないため、やめてしまう人も少なくありません。
　せっかくの機会なので長く続けるためにも転職サイトの担当者とよく相談しながら求人している施設を探すと良いでしょう。自分の希望する勤務の時間帯が日中なのか、それとも給与等の条件によっては夜勤でも構わないのか、まだどれぐらいの規模の施設で、どのような人々が入所しているのかなど実際に働いてからのイメージができる施設を候補として考えたほうが良いでしょう。
　サイトにおける施設の数は非常に多く、最初のうちはどのような施設か自分のニーズに合っているのかを探すのは非常に難しいといえます。そのためにサイトを上手に利用し、賢い選択ができるようにしていきましょう。