サラリーマンから介護職に転職したい!何が必要?


 サラリーマンから介護職への転職は、難しいわけではありません。やる気があると、就職先はすぐに見つけることができるでしょう。
 しかし、施設によって仕事内容は様々ですので、自分が望んでいる環境はどのようなものか、まずはしっかりと固めたほうが良いでしょう。





資格がなくても大丈夫

 サラリーマンとして長く働いてきた私は、もっと人の役に立っているという実感のある仕事につきたいと思っていました。そんな時、気になっていた介護への転職は私の人生にとって大きな転換点となったと思います。そこで私がサラリーマンからこの職種への仕事を変えることした経験をお話ししたいと思います。
 まず仕事を変えることするにあたって気になったのは、この職種に就くには特定の資格がなければいけないのかどうか、という点です。このネットからの情報などですぐに知ることができました。簡単にいうと、この職種へ仕事を変えることには、 必ずしも何らかの資格が必要というわけではありません。
 ただしこの職種はまだまだこれから発展していく仕事として知られており、資格がなくても仕事を変えることが可能ではあるものの、学びながらたくさんの事柄を学んでいく必要がある仕事でもあるということがわかりました。とはいえ、私は特に資格がないまま、この職種への仕事を変えることへと踏み切ったのです。


仕事をしながら資格を取ろう

 この職種の利点は、働きながら様々な資格の取得に向けて経験を積むことができるという点です。仕事そのものは資格がなかったとしても携わることができますが、特定の資格があると働ける幅も広がり、当然それは収入アップにもつながってきます。
 私はこの仕事をできるだけ長く続けていきたいと思っていましたし、以前の仕事に比べても収入の面で多くを稼ぎたいとも思っていました。
 そのため働きながら取得することのできる介護福祉士等の情報を取り入れ、それに向けて勉強もしながら仕事を続けていました。実際、職場にはそうした特定の資格を既に持っている先輩も多く、どのような点を意識するとそうした資格の取得にも大いに役立つ仕事内容とできるかという点についても親身に相談に乗っていただけました。そのため私の場合は、働き始めてから数年で資格の取得も実現しました。こうしたステップアップは働く上で大きなモチベーションとなりました。


求人は多い!

 この分野の仕事は、これからますます需要が高まっていくことが予想されています。そのため現在では資格がなかったとしても非常に求人は多く、転職サイトなどを見ればすぐにこの職種の求人を見つけることができるでしょう。
 とはいえ、職場によってその大変さや、しなければいけない仕事内容が大きく変わってくることもあります。自分がこの分野での仕事をしながらどのような人の役に立っていきたいのかをよく整理し、自分のニーズに合った職場を探すことができるように注意しましょう。ここでの就職する施設を間違ってしまうと長く続けることが苦痛となってしまいかねません。


転職サイトを上手に利用しよう

 そこで利用したいのが転職サイトの担当者に自分の要望を十分に伝えておくことです。日勤がいいのか夜勤でも対応できるのか、とりわけ評判の良い施設はどれぐらいの求人がなされているのか、もちろん給与の面でも自分の最低限のラインはクリアしている施設であることが条件となるでしょう。
 こうした細かな点をサイトの担当者に伝えることによって、納得のいく就職する先を見つけることができるでしょう。施設によってはまだまだ施設として未成熟な場所もあり、そのような場所に初心者のうちに入ってしまうと、資格の取得どころか日々の激務に追われて疲れ果ててしまいかねません。私の場合は資格の取得も視野に入れていたので、当面の給与よりも、勉強しながら働くことのできる環境として良い場所を優先して選びました。このように自分の優先事項をよく定め、施設を選ぶと良いでしょう。