介護施設の見学に行くことで、これから働く可能性のある職場の雰囲気をつかめます。
いきなり行くのではなく、事前に電話でアポイントを取っておくことも大切です。当日は質問をして施設の特徴を理解できるようにしましょう。
介護施設への転職では施設の見学も忘れずに
介護職で転職を考えているとき、求人票を見るだけで職場を選んでしまうという方も多くいます。
ですが、就職するということは、これから毎日のように働く職場を選ぶことです。
だからこそ、求人票などのデータだけで職場を選ぶのではなく、実際に施設へ行って見学をすることを忘れてはいけません。
実際に施設へ行ってみることによって、職場の雰囲気をつかめます。どのような方が働いているのか、入居者はどのような方がいるのか自分の目で確かめることで、安心して働ける職場かわかってきます。
見学するときには、ただ見るのではなく、入居者や働いている方の話を聞くことも大切です。特に働いている方の人当たりなどを見ることで、一緒に気持ちよく働ける方なのか確認するようにしましょう。一緒に働いて協力することになる方だからこそ、気持ちよく働けるかが大切なポイントです。
見学に行くときには事前に電話でアポを取ること
実際に介護施設へ見学に行くとき、いきなり訪ねていったら失礼にあたります。
これから就職しようと思っている施設に行くわけですから、必ず事前にアポイントを取るようにしましょう。
アポイントはメールでも構いませんが、できる限り電話でアポイントを取ることが大切です。電話でやり取りを行うことで、こちらの誠意を伝えて、相手に悪い印象を与えることなく、施設へ行くことにつながります。
実際にアポイントを取るために電話をかける際は、事前に話す内容をまとめておくことも忘れてはいけません。希望する日時に先方の都合が悪い可能性もあるので、希望日時は複数用意しておくようにしましょう。
また電話をかける時間帯にも注意が必要です。お昼時やデイサービスがある場合には、利用者が出入りする時間帯など、施設が忙しい時間帯を避けて電話することが大切です。
見学時に慌てないようにあらかじめ質問内容を整理しよう
実際に見学に行く場合には、限られた時間を有効活用することが大切です。一緒に働くかもしれない方から、直接話を聞くことができるチャンスです。
そこで行き当たりばったりで会話をするのではなく、事前にどのような話が聞きたいのか整理しておくようにしましょう。
例えば働いているうえでの楽しみや、この仕事を続けている理由など、事前に質問リストを作っておくことで、話をすることになったときに焦らず気になることを聞けます。いくつかの施設を見学するのであれば、メモをしながら話を聞くのも1つの手です。
メモをすることで、後から聞いた話を自分の中で整理できます。複数の施設に対するメモを見比べることで、どの職場に就職したいか決める際の参考にもなるのです。複数の施設に行くのなら、それぞれの施設の特徴がつかめるような質問をすることも忘れないようにしましょう。
見学時の服装などその他の注意点とは?
転職を考えて施設の下見に行く場合、どのような服装をすればいいのでしょうか。仕事探しなのだからスーツがいいと思っている方もいますが、スーツで決めるほどきっちりと準備する必要はありません。
普段着よりは少しかっちりした服装で、施設の中を歩き回ることも考えて、なるべく歩きやすい服装を選ぶようにしましょう。女性の方だと、ヒールの高い靴を選ぶこともありますが、動きやすさを考えてなるべく歩きやすい靴を選ぶことも大切です。
また荷物を持ったまま中を見て回ることもあるため、なるべく身軽な恰好で行くことも忘れてはいけません。
ですが、パンフレットなどの資料を用意してもらえることも考えて、A4サイズの書類が入るバックで行くことも意識しましょう。メモやペンは出しやすい場所にしまっておくことも、スムーズに見て回るためのコツです。