介護職の職務経歴書や履歴書の自己PR欄の例文や攻略法


 介護事務業界における転職事情として女性が多いですが、ケアクラークという資格を持っていると面接時に有利になります。志望動機については人それぞれで問題ないというケースが多く、面接前に資格を取得しておくと便利です。また迅速な処理能力が求められる他、デスクワーク中心の仕事となることも多いです。


介護事務における転職や志望動機について
1,一般事務とは業務が少し異なる
2,志望動機については人それぞれで問題ない
3,応募する前に資格を取得することが一番の近道
4,迅速な対応力が求められる職種でもある

1,一般事務とは業務が少し異なる

 一般的に事務業務というとパソコンを使っての資料作成というイメージが強いですが、これが介護業界の場合には少し異なります。介護報酬請求業務というものがあり、これは普通の作業とは少し手順などが違います。簿記やパソコンをスキルなどはあまり必要ありませんが、その一方で少し特殊な作業になるという傾向があります。そのため転職を考えている場合においては、民間の資格を取得しておくなどするとある程度面接時に有利になることがあります。その際にケアクラークという資格を取っておくことで、実際に業務に入った時でもすぐに馴染むことが出来ます。このように少し専門的な業務となることが多いですが、他にもお茶出しや電話応対といった業務も行います。ですので若干専門業務を扱う仕事として認識をしておけば、実際に転職する際にも色々と役立っていきます。


2,志望動機については人それぞれで問題ない

 少し特殊な仕事や業務をすることが多い介護事務となりますが、実際に会社に入社する前には必ず面接を行います。その際の志望動機について懸念されていますが、この内容については人それぞれの事情があって問題ないです。例えば接客業からの転職の場合においては、志望動機として福祉の分野でさらに接客スキルを学びたいという理由があります。また事務職経験ありの人が応募する場合においても、社会貢献度の高い福祉の分野でスキルアップを目指したいという理由となります。さらに未経験者の場合でも、福祉の分野に興味があることや前向きな取り組みや気持ちを紹介することも立派な志望動機となります。一番大切なこととして、自分がどうしてこの業界を選んだのか明確かつ率直に面接官に伝えることがポイントです。なので例え未経験の分野だとしても、自分の気持ちを正直に話すことが重要となります。


3,応募する前に資格を取得することが一番の近道

 介護業界の仕事の経験者でも未経験者であっても、面接をクリアするためには業務に関する資格を取得することが一番確実です。ケアクラークという資格があり、これは通信教育を利用することで比較的簡単に取得が可能です。自宅に居ながら勉強をすることが出来るので、育児や仕事などで時間が取れないという方にとってもおすすめの取得方法となります。ポイントとして在宅で勉強出来ることがあげられ、専門学校などに通学する必要がないということです。そのため入学金や学費なども必要最低限の範囲内となっており、主婦やパートなどのお給料でも十分に対応出来る金額となっています。10万円以下で勉強出来るだけでなく、試験に合格して資格を取得出来るといったケースも珍しくないです。合格率も6割以上という数字を記録しているため、難易度についてもそれほど難しくないのも特徴です。


4,迅速な対応力が求められる職種でもある

 介護事務の業務内容として専用の書類作成という流れが多いですが、実は迅速な対応力についても重宝されることが多いです。基本的にパソコンに向かって書類作成などをすることが多く、その量はとても多いというケースがほとんどです。そのため迅速に処理出来るという能力やスキルについても、会社や施設が面接する際に求められるといっても過言ではないです。こういった能力について学ぶ方法としては、やはり実際の職場で学ぶということが一番の近道となります。なので例え同じ職種でなくても、一般企業で事務処理の経験がある人の方が未経験者に比べて重宝されることが多くなります。またデスクワークが多い仕事でもあるため、肩こりや腱鞘炎などの職業病などにも注意が必要です。体調管理についても気をつけないといけないことが、この仕事における注意点となります。