特別養護老人ホームの転職、資格、仕事、求人やメリット
- 登録日:2016/08/01
- 勤務形態 タグ:特別養護老人ホーム | 転職 | 資格 | 求人 | 介護
特別養護老人ホームでの仕事に興味のある方、転職先として気になっている方、求人を申し込む際に必要な資格を知りたい方向けに、要点をまとめました。施設上の特長と、施設に勤務するメリットについてお伝えします。
特別養護老人ホームの転職、資格、仕事、求人などの特長とメリット
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特別養護老人ホームについて
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介護施設としての特長
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仕事上で必要な資格と転職メリット
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求人を申し込む際の利点
★特別養護老人ホームについて
普通の老人ホームと特別養護老人ホームの違いについて説明します。まず、特別養護老人ホームは、要介護1から5の認定を受けた65歳以上の方を対象としています。身体上、もしくは精神上の障害により常に介護が必要な状態で、住宅において適切な介護を受けることが難しい方が入所する施設です。特別養護老人ホームでは、食事や排泄、入浴等の日常生活援助を受けることが可能です。有料タイプの老人ホームよりも低料金で利用できるのが魅力的ですが、その分、入所希望者も多くなりがち。申し込みをしてから、実際に入居するまで長期間待つことが多いのが現代における実情です。施設への人気が高まることで、介護職の求人もよく見かけるようになりました。介護職は働く場所によって、仕事に必要なスキルも転職によるメリットも多少異なります。特別養護老人ホームの求人に興味のある方や、転職することで得られるメリットなどを踏まえながら、現代における介護職の実態を見ていきましょう。それぞれの仕事の特長や、必要な資格は求人を申し込むにあたって重要なポイントとなってきます。特長をしっかりと捉え、何が必要で何がメリットになるのかを見極めていきましょう。
★介護施設としての特長
この施設では入所する要介護者に対して、施設介護サービス計画に基づいた入浴・排泄・食事などの日常的な介護が行われます。また、日常生活上の世話、機能訓練、健康管理、及び療養上の世話も同時に行っていきます。特長として大きく挙げられるのが、65歳以上の高齢者を対象にした養護老人ホームのうち、要介護者に対して介護保険サービスを行う施設という点です。入所条件の中に、入所判定審査項目において全介助が1項目以上、または一部介助が2項目以上あり、その状態が継続すると認められる点があります。つまり、入所している方へ介護職として接することが多いということ。介護職の仕事を続けて経験を積みたい人や、仕事上での生きがいを感じたい人にお勧めの施設であると言えます。また、入所してる方と一人一人、じっくり向き合うことができるので、今まで看護師として忙しなく病院に勤めていた方の転職先としてもお勧めです。
★介護施設としての特長
生活の場であり、終の棲家となる特別養護老人ホーム。自立に向けて積極的な介護を行うというよりは、日々の生活に寄り添う介護が中心となります。入所者を長い目で見て、じっくり関わっていきたい、快適な日常生活を送ってもらうために支えたいという人に向いている職場です。ちなみに、職場で求められるスキルは職員によって変わってきます。自分がどの分野で、入所者に寄り添っていきたいのかは重要です。例えば、介護職員ならホームヘルパー2級修了以上は望ましいといえます。介護福祉士の資格を求める求人も多くなってきていて、常勤雇用を望むのであれば、介護福祉士としてのスキルもあるとよいでしょう。生活相談員の場合は、社会福祉主事(任用資格)と同等以上であることが必須。最近では、社会福祉士を求める施設も増えてきています。介護支援専門員、つまりケアマネジャーの場合はケアマネジャーの有資格者であることが要件。看護職員は、正看護師、准看護師有資格者であることが必須です。最近では、リハビリテーション専門職である理学療法士の採用も増えてきています。
★求人を申し込む際の利点
メリットに関して言えば、まずは何よりも介護施設の中では給料面に恵まれていることでしょう。基本給も他の介護施設より高く設定されていることが多く、夜勤をすれば回数に応じて手当ても付きます。また、介護技術が生かせる職場なので専門職としてのやりがいは大きいでしょう。今まで忙しなく病院勤めをしていた看護師の方に、お勧めの転職先でもあります。入所者は、介護が必要な高齢者のためにちょっとしたことで体調を崩しやすいもの。そういった意味では、日頃の健康管理はとても重要なものとなります。その健康管理を行うのも、看護師の役目。病院とは違って、基本的には治療の必要ない方と接するので、病院で働くよりはゆったりとした雰囲気です。また、看護師だけでなく他の職員にも言えることですが、入所者一人一人と向き合った看護が出来るのが特長であり利点といえます。