「65歳以降OK」の介護の求人
- 登録日:2018/10/29
- 勤務形態 タグ:65歳 | 介護 | 求人 | 転職 | 夜勤
介護保険制度は平成12年度から施行され20年近くが経過した制度です。高齢化が進展する介護業界においては、介護サービスを望む需要が多い一方で条件が厳しいため仕事により人気の有無が異なります。
65歳以上の方であっても、資格取得や厳しい条件のなかでの勤務を行うことにより、正社員への登用の道を開くことができます。
下記では、65歳以上の方が正社員に登用されるにあたり、介護業界において取得するべき資格と正社員に登用されやすい条件と業務内容についてご説明いたします。
まずは、アルバイトやパート契約で介護職員初任者研修を取る
介護サービスを提供する側の職員として勤務するにあたり、洗濯や清掃のほか料理などを行う生活介助と入浴や排泄などを支援する身体介助の2種類の業務を行う必要があります。
これは在宅介護であっても施設介護であっても同様です。この身体介助を行うにあたっては、介護職員初任者研修の資格が必要となります。これは従前のホームヘルパー2級の資格と同等のものとなります。
この資格を取得するにあたり、65歳以上の方でも受け入れてくれるアルバイトやパート契約などで登用してくれる職場にて就労しながら資格を取得することがおすすめです。
以前のホームヘルパー2級では実務的なプログラムがありましたが、現在の介護職員初任者研修の資格では実務プログラムはありません。ステップアップを行い転職の求人を探すにあたり、実務経験と保有資格をPRするにはアルバイトやパート職員で実務経験をしながら資格取得を行うことがベストな選択といえます。
正社員雇用を希望する場合は夜勤中心なら可能性大
介護職員初任者研修の資格を取得すれば、正社員へのステップアップへの道が開けます。そのうえで、65歳以上の方を受け入れてくれる転職求人を探すと、圧倒的に多いのが夜間の勤務のお仕事です。この業務は施設でも自宅訪問でもあります。
介護業界においては女性の就労比率が高く夜勤の勤務体系を好まない方が多いことが実状です。そのような中で、夜勤を希望されると65歳以上であっても転職者の求人を掲載する側にとっては貴重な存在となります。夜勤の転職求人を見つけた場合は、積極的に応募していくことで勤務可能な事業所が見つかることが多いです。
夜勤における仕事に従事した場合は就寝介助や排泄介助などの業務を行う必要があります。以下では、これらの業務内容についてご説明いたします。
夜勤の主な仕事とは?就寝介助
まず夜勤の主な仕事として、就寝介助があります。特別養護老人ホームや老人保健施設などの施設介護とご自宅の訪問介護のいずれの場合もこのサービスの提供があります。就寝介助はベッドへの移動や布団を敷いたりする業務が主な業務です。
対象者の身体状況によっては、さまざまな工夫をする必要があります。布団の敷き方や就寝時の体勢などにも工夫が必要です。また、ベッドに移動する際に移動のさせ方などで無理のない移動を心がける必要があります。対象者の体を支えながら無理のない姿勢を確保する必要がありますので、サービス提供者にとっては体力的な面での強さが求められます。
このほか、夜間に何度も排泄に行かれる方はその度に就寝介助が必要であり体力面での強さが求められます。65歳以上の方であっても体力に自信がある方は、職場において重宝される存在となります。
夜勤の主な仕事とは?排泄介助
夜勤の主な仕事としてもう一つあげられるのが排泄介助です。排泄介助は夜間における排泄行為の支援業務となります。自力で排泄できる方はトイレまでの移動支援を行います。移動が苦痛な方については、保険制度で購入できるポータブルトイレを活用してベッドの近くで排泄を支援することもできます。
自力で排泄できない方はおむつの着用を行っていますので、おむつの取り替えを行うことが排泄介助業務の中心となります。夜間に何度も排泄行為を行う方は、その度に支援が必要となるため支援する側の体力が必要となります。また、排泄介助についても就寝介助と同様に対象者の体を支えることが主な業務となりますので、体力的な強さが求められます。65歳以上であっても体力的に強い方は職場で重宝されます。