介護業界への転職、求人、給料、待遇事情について
- 登録日:2016/07/11
- 気になる収入や給与について タグ:介護 | 転職 | 求人 | 給料 | 待遇
これから介護業界で働こうと考えている方への、業界についての現状説明と、求人状況、転職について求められる人材についての説明。給料面や、労働環境について、業界で働く上でのメリットや待遇についての事情説明。
介護業界への転職、求人、給料、待遇事情について
★
介護業界についての説明
★
求人状況、転職についての説明
★
給料面や労働環境についての説明
★
業界の待遇についての説明
★介護業界についての説明
我が国日本では、既に世界でも類を見ない超高齢化社会に突入していると言われている。日本の人口は、予測では2060年までに減少の一途を辿る事が予測されている。一方で、高齢化率は上昇することが見込まれており、2025年には約30パーセント、2060年には約40パーセントに達すると見られている。このような現状において、介護業界の働き手が足りない事が問題となっている。介護業界というと重労働に見合わず、給料も安い、離職率が高いといったマイナスのイメージも多く聞かれているのも実際の所だ。では、どんな所が魅力かと言うと、高齢になり、自分の事が自分で出来なくなってしまい、手助けが必要になった方に寄り添い、その方らしい人生を送って頂く手伝いをする事である。それにより、人と人との繋がりを感じたり、共に目標を達成する感動や、人に必要とされる喜びを感じることが出来るのが、この業界の魅力となっている。
★求人状況、転職についての説明
上記のような現状から、職業安定所へ赴いたり、求人広告を見れば、すぐに分かるように、介護の求人状況としては、現場では絶えず働ける人材を求めているのが現状だ。医師や看護師のように、専門的な資格を取得していなくても、お年寄りと話をするのが好きであり、誰かの役に立ちたい気持ちを持っていて、体力と意欲のある人材を求めている。基本的には家庭で出来る事の延長線上の業務内容であるからだ。そのために業務としての専門性を高めるための資格が認められている。働きながら専門性を身につけて、資格を取得する事が出来るのが、この業界の大きな特徴となっている。人材確保の点では、他の業界からの転職者も当然歓迎される。働いている職員の半分以上が他の業界からの転職組といった職場も珍しくない。他業種の経験や知識は、転職後でも必ず活きて来る。なぜなら、サービスを利用する方々自身が、様々な職業、人生経験を積んで来ているからである。それに応えるには様々な人材がいた方が良いからである。
★給料面や労働環境についての説明
給料面については、他業種に比べると高給な仕事とは言い難い側面があるのは事実である。労働条件は大きく分けて、デイサービス、ホームヘルパー等の日中勤務中心型の施設と、老人ホームやショートステイ等の日勤だけでなく、夜勤業務もある施設がある。働き手の希望や、生活スタイルに応じて様々な選択肢があるのも魅力の一つだろう。夜勤をすれば、当然夜勤手当もある。一般的には、それぞれの施設において、資格を取得すればそれに応じた手当が出る。年に2回の賞与もあり、毎年の昇給もある。給料面については、昨今の日本の経済事情では、大企業と言えども倒産してしまうリスクからは逃れられないが、超高齢化社会の将来予測が示しているように、今後もこの業界が縮小することは考えにくいため、安定して収入を得ることが出来る事が最大の魅力だろう。
★業界の待遇についての説明
これまで述べてきたように、この業界では資格を持っていなくても、様々な人材を求めており、採用後に働きながら、資格を取得する事が可能である。待遇についてだが、職場によっては、介護福祉士や、介護支援専門員等の資格を取得する際に、掛かる費用を職場が助成してくれる事も多い。これは、職場側にとっても、資格を持った職員がいればいる程、さらなる収入増が見込めるメリットがあるからだ。資格を取得すれば自分自身の収入アップにも直結するので、とても大きなメリットである。また、この業界では年々男性の働き手も増えているが、基本的には女性が多く、女性が働きやすい環境となっている。各種社会保険を備えているだけでなく、産休、育休の取得にも理解を得られやすい点でも待遇は悪くない、以上がこの業界を選択するに当たっての業界事情の説明である。